第 1 節
情報の特性とデジタル化
情報とは何か
「情報」とは、人間の判断や行動に影響を与える意味のあるデータのことです。たとえば「明日の天気は晴れ」という文は、傘を持つかどうかの判断に使える情報です。
情報には以下のような特性があります。
- 複製できる — コピーしても元が減らない
- 伝達できる — 遠くに素早く届けられる
- 形がない — 物理的な重さや体積がない
アナログとデジタル
アナログ情報
アナログ情報は連続した値で表されます。温度計の水銀や、レコードの溝の形がその例です。値が無限に細かく変化します。
デジタル情報
デジタル情報は**0と1の組み合わせ(ビット)**で表されます。コンピュータはすべての情報をデジタルで扱います。
アナログ:──/\/\── (連続した波)
デジタル:01001101 (0と1の列)
デジタル化の利点
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 劣化しにくい | コピーを繰り返しても品質が落ちない |
| 加工しやすい | 編集・圧縮・暗号化が容易 |
| 送信しやすい | ネットワークで高速に転送できる |
| 保存しやすい | 小さなメモリに大量のデータを保存できる |
まとめ
- 情報は複製・伝達が自由で形がない
- デジタル情報は0と1(ビット)で表現される
- デジタル化により、劣化なく複製・加工・転送が可能になる